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SPECIAL自分らしく成長できる?

SPECIAL 03 成長の仕組みについて本音で語る若手社員座談会

今回は、入社3年目から8年目までの4人の若手メンバーが集結。
入社から現在に至るまで、どんな部署でどんな仕事に挑戦してきたのか。
この会社で成長するためにはどういう意識が必要かなど、
当社の人財育成の仕組みにもふれながら「キャリア」や「成長」をテーマに本音で語ってもらいました。

MEMBER

  • Iさん

    2017年入社。今回のメンバーの最年長。営業部門でのデータ分析やマーケティング業務を経て、現在は業務部信用管理担当。スポンサーとして多くの後輩と関わり、信頼も厚い。

  • Nさん

    2019年入社。入社時は営業企画部の販売促進担当に配属。翌年に業務部へ異動となり、現在は顧客サービスセンター担当。チャットボットの改修やコールセンター業務のDX化に取り組む。

  • Oさん

    2020年入社。業務部にて顧客サービスセンター、請求事務担当としての経験を経て、2023年、入社当時から憧れていた経営企画部経営企画室に異動する。

  • Tさん

    2021年社。新宿伊勢丹本店のカードカウンターを経験した後、業務部に異動となり、請求事務担当に。今回の座談会メンバーの中で最年少。

先輩社員が語る
「ジョブローテーション」の魅力。

皆さん、今日はよろしくお願いします。では、最初の質問です。エムアイカードに入社を決めた理由を教えてください。

じゃあ、僕から。学生時代は数学を専攻していたので、デジタルやデータ分析をキーワードに就活を進めていて。膨大な会員データの分析から販売促進のキャンペーンを組み立てる業務や、自社でシステムを持っているという話を先輩社員との座談会で話を聞き、まさにやってみたい仕事だと思いました。

僕はクレジットカード業界に絞っていましたね。数あるカード会社の中でも、百貨店という商流を持ち、顧客が富裕層であることにユニークさを感じたことと、面接を通して会う社員の人柄の良さに惹かれたのがきっかけです。

私は銀行や保険会社の選考も受けていました。当社の先輩社員と話をする機会のなかで、VisaやAmerican Express®など国際ブランドとの渉外業務に携わっている話を聞き、若手の内から関われる仕事の幅が広そう、自分もやってみたいと感じたのが決め手ですね。

私は海外旅行が趣味なのですが、興味を持っていた旅行関係の会社が新型コロナの影響で新卒採用を中止してしまい…。旅行から発想を広げ、クレジットカード会社に興味を持ったんです。日常でも、非日常でも、決済の面からお客さまの喜びに関われる仕事だと思いました。

なるほど。入社のきっかけはそれぞれですね。ちなみに、入社後のキャリアはどうでしょう?当社は入社から6年間で3部署を目安に異動を経験する「ジョブローテーション制度」がありますが。

私は入社当時からずっと、国際ブラントとの渉外業務を担う経営企画部への配属を希望していました。最初の配属は業務部の顧客サービスセンター。翌年の異動も同じく業務部でした。経営企画部に来られたのは4年目でしたね。

やっぱり、異動の希望が通らなかった時はガッカリしましたか?

まずは経験を積んでから、と考えていたけど…毎年「自己申告」* には書いていたので、異動内示の時期が近づくと期待はしていました(笑)。実際のところ、お客さまとのやりとりや、クレジットカードの仕組みといった基礎をしっかり学ぶ経験がなかったら、社外の方との交渉や調整が必要な渉外業務は難しかったと思います。* 自己申告制度:働くうえでの仕事や進路、異動等の希望や自己啓発、キャリアプランについての意見や意志を自由に記入し、提出する制度。毎年全員が提出します。

僕も営業企画部から顧客サービスセンターに異動を命じられた時は正直不安でしたね。業務内容も大きく変わるし、営業企画部での仕事も楽しかったから。でも、ここでお客さまの生の声を聞けて、さらに今はその経験を活かしてコールセンターのDX化にも挑戦できているし、異動してよかったと思っています。

僕の場合は、2年目からデータ分析やマーケティングに携わっていて。キャンペーンを企画する営業企画部のほか、事業開発部でも新サービスの開発に向けたニーズの把握や会員分析を経験しました。7年目となる今年度、業務部へ異動に。

私と逆のパターンですね。

あのまま分析の仕事中心だったら、どこかで行き詰まっていたかもしれないなと。お客さまのことやデータを実際に活用する現場のことを知らなかったから。だから、今はフレッシュな気持ちで学び直せているし、7年目だけどまだまだ成長の途中って感覚ですね。

なんとなく企画や営業といった部署に憧れていたけど、今日、先輩たちの話を聞いて、どの部署にも魅力や身に付くスキルがあり、改めて大切なステップなんだなと感じました。私も少しずつ前に進んでいるんでしょうか(笑)。

進んでいると思います!人事や上司は、私の希望や特性を把握しながら、必要な経験を積ませてくれてると感じたし、異動の理由も聞かせてもらえるから、納得感もありました。

新しい仕事をやってみることで、自分の強みや新たな興味が見えてくることもありますよね。営業部と業務部、異なる業務領域でも分析の経験が生きる機会はたくさんありますし、目的が異なれば分析の手法も変わっていくので面白いです。

どの部署でも、前部署の経験が活きるのもいいですよね。私も百貨店カウンターと本社業務は全然違うけど、お客さま対応で培った渉外力は今もフル活用できています。

何年目になっても学び続ける大変さはあるけど、やっぱり経験に勝るものってないですよね。さまざまな部署や業務を経験できるジョブローテーションの仕組みは気に入っています。各部署に知り合いもできるしね。

若手の挑戦を支える
「スポンサー」や「プロジェクト」。

新入社員一人ひとりに対し、社会人としての意識付けや基礎スキル、業務習得を支援する「スポンサー」がつきます。
なかにはスポンサーとしての立場を経験した方もいると思いますが、このスポンサー制度についてはどう思いますか?

上司とは別にスポンサーがしっかり付いてくれるのは、新人の時はとても心強かったですね。社内システムの使い方やメールの送り方まで、一から教えていただきました。

業務の相談だけじゃなく、自分のキャリアやプライベートの相談もしてました。

学生時代とは環境が大きく変わるのもあって、会社での過ごし方、業務、プライベート含めて「こんなとき、どうしたらいいんだっけ?」という疑問はいくらでも湧いてきますよね。小さなことでも相談できる雰囲気は、ありがたかったです。

新入社員のときは、右も左も分からなくて。付きっ切りで面倒を見てもらう時期もあれば、ある程度業務を理解してくると「見てるからやってごらん」と背中を押してくれる感じ。

スポンサー制度のおかげで、社内にたくさん家系図があるのも面白いですよね。部署を異動して初めて話す先輩と「あ、私も○○さんがスポンサーだったよ。同じ家系だね」と盛り上がることもありますし。

スポンサーだった先輩だけでなく、自分がスポンサーを担当した後輩とも、部署が離れてもずっと仲が良いですね。お互いの近況を報告したり、業務上の悩みを相談したり。この会社の働きやすさにつながっていると思います。

ちなみにIさんは、スポンサーに付く時に気をつけていることはあるんですか?

スポンサーに限らず、後輩と仕事をする時は何をどこまで任せるべきなのかは見極めるようにしているかな。アドバイスし過ぎると育たないし、任せ過ぎるとプレッシャーになってしまうので難しさは感じます。でも、できるだけ若手が活躍できる機会は増やしたいよね。

僕も配属された1カ月後に、大型のキャンペーン企画を任せてもらったのは良い経験でした。不安もあったけど、先輩がしっかり面倒をみてくれたから、成功体験を積みながら仕事の流れを掴むことができましたね。

若手の活躍といった話題がでました。当社では、部署をまたいだプロジェクトや推進チームが組まれることがありますよね。この制度については、皆さん、どう思いますか?

ベテランの方が集まって…という雰囲気ではなく、若手社員も積極的にアサインされている印象です。

私は現在、グループ企業理念の推進活動や、従業員エンゲージメント推進活動など複数案件に参画していますが、楽しいです。部署や年次の異なる先輩方の仕事の進め方を目の前で学ぶ機会にもなりますし、同じ方向を目指してプロジェクトを推進していくことにやりがいを感じています。

知識の幅も広がるし、若手のうちからさまざまな部署と関わりながら、案件を牽引する経験を積めるのはありがたいですよね。会社の成長に貢献している実感を得られるというか。

周囲からの支援と、ジョブローテーションやプロジェクトといった機会を通じて、成長を感じられている、ということですね。一方で、若手目線で課題に感じているはありますか?

自分から手を挙げる人がもっと増えたらいいですよね。制度や機会があるだけでは足りなくて、自身で使っていくことが大事なのかなと。

周りはきっと応援してくれると思うのですが、今の私にできるかな…、と躊躇してしまうこともあるかもしれないですね。

それこそ上司や周りと相談して、どう進めていくか、挑戦や成長のためにはなにが必要なのか、一緒に考えていくといいんじゃないかな。

良くも悪くも堅実で真面目な社員が多いんだと思います。だからこそ、よりチャレンジングな社員が増えて、成功事例を増やしていけるとエムアイカードももっと成長できると思いますね。

まさに、人事としてもそう考えています。さらに、社員一人ひとりがもっと自分の強みを伸ばしながら、自分でキャリアを組み立てられるようになればと思っているのですが、皆さん、今後のキャリアに関してはどうですか?

最年少の私から。コロナで就活の方向性を180度変えたこともあって、学生の時に思い描いていたキャリアとは違うな、と思う部分もあります。社会人として、エムアイカードの社員としての成長は実感しているものの、…正直、今後についてはあまり考えられていなくて。先輩たちはキャリア形成についてどう考えているのか、私も気になっています。

難しいよね。たとえば僕は、異動前はデータ分析のスペシャリストとしてやっていくんだろうなと考えていたんですよ。ただ異動してみて、目標に向かってチームをどう動かしていくか、他のメンバーとの関わり方やマネジメント面で自分の課題が見えてきた。今は半年前とはまったく違う方向で努力しているし、この課題を乗り超えればより成長できる、そんな実感があります。

自分が目指すキャリアと、そのために必要な経験やスキルは何か、も合わせて考えないとですね。自分だけで考え込むより、上司や周囲と話してみることで、今の自分に足りないところや強み、目指したい道が見えてくることもあるかなと思います。そして「自ら手を挙げる」ことで、機会や経験も得られるのかなと。

この会社はさまざまな部署があるし、ジョブローテーションしながら考えていくのもいいかもしれませんよね。私も今は、希望していた国際ブランド業務に携わっていますが、周りの活躍を見て他の業務に興味を持つかもしれないし、異動先で気付く得意領域などもあるのかなと思っています。

キャリアを考えるというよりは、どういう人になりたいかを想像すればいいのかもしれませんね。どの部署でどの仕事をするか、も大切だけど、どんな社会人になっていきたいかを想像して、今の部署で学ぶ内容を考えてみるのが良さそう。

いいこと、言いますね(笑)。「育成型人事」という育成方針では、社員一人ひとりが「自身のありたい姿」を考え「自律的に学び、成長する」ことを期待しています。まさに、皆さんがお話しされた通りですね。そのための機会や挑戦はしっかりと支援していきますし、皆さんをマネジメントする上司に対しても「個」の能力を引き出し、育てることができるよう、学びや気づきの場を提供しています。

三越伊勢丹グループ 企業理念の意味とは。

三越伊勢丹グループでは新たに「企業理念」として私たちの存在意義である「MISSION」と目指す姿である「VISION」、そして大切にする思考と行動に6つの「VALUES」が設定されました。皆さん、率直にどう感じていますか?

「こころ動かす、ひとの力で。」というMISSIONは、ふとした時に振り返っています。世の中では人口減少やAI技術といった話も出ていますが、さらにデジタル化や技術革新が進んでいくと思います。それでも私たちのお客さまは常に「ひと」ですよね。「感動」を作り出すのは「ひとの力」であると信じるメッセージには共感できます。

僕は「ひとの力で」というワードから、社員を信じる会社の思いを感じました。「こころ動かす」は、とても三越伊勢丹グループらしいですよね。「感動」を生むことは、決して簡単なことではないですが、その期待に応えたいという気持ちにもなります。

6つあるVALUESも、どれも三越伊勢丹グループらしさという共通点がありつつも、全て違う方向性なのがいいなと思います。

確かに。同じグループでもさまざまな事業を展開していますし、同じエムアイカード社内でも業務内容によって、こころを動かす相手、こころを動かす方法って異なると思うんですよね。だからVALUESが複数あると、自分の今の仕事で、より意識したい点が明確になる気がします。

僕の部署では、自分が決めたVALUESを自席で掲げていますよ!今足りていないと思うVALUES、強みとしてさらに伸ばしていきたいVALUES、どちらでもOKです。

これまで、大きなグループだからこそ、それぞれの会社がそれぞれの方向を見ていた部分もあったのかなと思います。最近はグループ企業間で協業していく仕事も増えていますし、それぞれの個性や大事にしたいものを持ちながらも、企業理念を元にみんなが指針を理解できているっていいなと思います。

ありがとうございます!では最後に、皆さんが今後一緒に働きたい「若手社員像」を教えてください。

業界としても会社としても、今まで以上に新しいことが求められていくと思います。チャレンジは必要だけど、意見や思いを独りよがりな形でなく、みんなとシェアできる人と一緒に働けたらうれしいですね。

あとはやっぱり、「ひとの力」を信じられる人ですよね。変化を楽しみながらも、チームメンバーを信じて最後までやり遂げるような人。

僕はですね、前向きに楽しく仕事をできる人がいいな。せっかく、自分の人生かけて働くならば、楽しく頑張れた方が素敵だと思うんですよね。最後はIさん、まとめてください(笑)!

えー(笑)。そうですね…新しいことにチャレンジするためには、何が必要なのか、何が求められているのかを考えることが大切です。その点をしっかり理解し、若いうちからチャンスをつかみたいというエネルギッシュな人を待っています。

※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。

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