Fさんリスクマネジメント部 内部統制担当 2021年中途入社
2021年2月
業務部 信用管理担当
2022年4月
業務部 セキュリティ担当
2023年10月
リスクマネジメント部 内部統制担当
大切にしているVALUES
変化の先の未来を信じ、
勇気をもって、
挑戦と努力をしつづける
転職のきっかけは?
エムアイカードに転職する前は、システムの企画・開発などを請け負うシステムインテグレーターで働いていました。そこで担当していた業務は、開発中のシステムの品質に問題がないか、スケジュールに遅れがないかなど、さまざまなリスクを把握し調整するプロジェクト単位のリスクマネジメント。その仕事の面白さに気づいた私は、次第に「より大規模なリスクマネジメントに携わりたい」と思うようになり、今度はシステムではなく、企業のリスクマネジメントができる仕事を探して転職活動をスタートしました。
エムアイカードを
選んだ理由は?
企業のリスクマネジメントとなると、高度な知識や実務経験が求められることが多く、転職活動は難航…。そんな中、私の経験から「こういう部分は当社でも活かせそうだね」と良い点を拾い上げ、真摯に向き合ってくれたのがエムアイカードでした。経歴よりも、「会社のカルチャーにフィットするか」や「成長意欲」を見てくれているように感じましたね。そんな社員の方々の雰囲気や、社員を育てる制度が整っているところに惹かれて入社しました。
今、どんな目標、
どんな課題に取り組んでいる?
念願が叶い、現在はリスクマネジメント部にて当社のリスク管理に携わっています。どんなビジネスにもリスクはつきものですが、お客さまの個人情報、信用情報、決済情報を大量に取り扱う金融事業となると、とくにリスク管理が欠かせません。たとえば、カードの不正利用やサイバー攻撃、情報漏洩などへの対策はもちろん、自然災害の発生や感染症の流行などへの対応もあらかじめ想定しておく必要がありますし、お客さまからの期待も高い三越伊勢丹グループだからこそ、コンプライアンスにも細心の注意を払わなければならないのです。お客さまに安心してサービスをご利用いただけるよう、社会情勢や事業戦略に合わせたリスクの洗い出しや、対策の立案、社員への周知・徹底に力を注いでいます。
現在の仕事における、
自分の強みは?
さまざまな立場の方の意見を聞き、巻き込んでいく力です。リスク対策として新たな取り組みをする場合、時に現場の方の負担になってしまうこともあるのですが、そこで必要性を理解してもらえないまま進めてしまうと、取り組み自体が形骸化し、リスクにさらされたままになってしまいます。だからこそ、普段から現場の方の意見に耳を傾け、リアルな状況を把握したり、取り組みの背景や必要性を丁寧に説明したりして、巻き込んでいくことが大切です。さまざまな意見を調整しながら開発を進めていた前職での経験が、今でも活きていると感じますね。
前職で培った知見を
活かしながら
成長できた出来事は?
入社2年目に入った頃、不正利用検知システムを刷新するプロジェクトのリーダーを務めました。不正利用検知システムとは、お客さまのカード利用を24時間365日見守り、不審な利用を停止するなど、安心安全にご利用いただけることを目的としています。当社では新しいプロジェクトを行う際、積極的に若手を起用する風土があるのですが、私は、前職で培った知見を糧にさらに成長したいという思いから、リーダーに立候補しました。しかし、システム部門やセキュリティ部門などと連携しながら、リーダーとしてプロジェクトを引っ張っていくのは簡単ではありません。それでも挑戦し続けられたのは、直属の上司 はもちろん、他部門の方々のバックアップがあったから。皆さんのフォローを得ながら、なんとかプロジェクトを完遂することができました。大変だった分、スキルアップにもつながりましたし、自分にとって大きな自信にもなりましたね。
職場としての
エムアイカードの魅力は?
中途入社だからこそ感じるのは、人の良さですね。仕事上、他部署の方との関わりも多いのですが、どの部署の方も話しかけやすく、親身に相談に乗ってくれるんです。入社したばかりは緊張してしまうものですが、すぐに受け入れてもらえて安心感がありました。また、専門性を高めるために、少しでも時間があれば関連書籍で勉強するようにしているのですが、そのように自己研鑽していきたいと思うのも、努力を認め、きちんと評価してくれるから。学んだことを活かし、挑戦し続けられるこの環境が、モチベーションになっています。
5年後の自分はどうなっていたい?
リスク管理における専門性を高め、社員の皆さんから相談が集まる人になるのが目標です。たとえば、「こんな取り組みをやりたい」という相談をもらった時に「リスクがあるからダメ」ではなく「どうすればできるか」を提案できるようになりたい。そうして皆さんから気軽に相談してもらえる存在になれれば、小さなリスクにもすぐに気付いて未然に対策できるようになるし、今後広がっていく新たなビジネスの創造や事業の成長につながるはずです。そのためにも、未来に向けて前のめりに経験を重ねながら、リスクを察知する能力や発想力を養っていきたいと思っています。
※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。