スマホ決済の方法は、「コード決済」と「非接触IC決済」の大きく2つに分けられます。それぞれの仕組みは以下のとおりです。

スマホ決済では、クレジットカードと同様に、利用金額に応じたポイント還元が受けられるポイントプログラムが用意されていることもあります。また、加盟店で利用可能な割引クーポンが提供されたり、お得なキャッシュバックキャンペーンを行ったりしていることも。

クレジットカードと紐づければ、スマホ決済のポイントとクレジットカードのポイントの二重取りが可能となるケースもあります。

現金のやりとりを行わないスマホ決済は、会計時に人や物との接触を大きく減らせるというメリットもあります。特に、不特定多数の人がふれる現金は、見た目以上に不衛生なことも。感染症対策の観点から、スマホ決済を選ぶ方も増えています。

スマートフォンに暗証コードや指紋認証といったロックをかけておくことで、第三者の不正使用を防ぐための対策ができます。スマホ決済サービスによっては、不正利用に対する補償制度が用意されているものもあるので、確認してみてください。

スマホ決済の利用には多くのメリットがある一方、いくつか注意したいこともあります。スマホ決済利用時の注意点について見ていきましょう。

スマホ決済を導入するお店は増えていますが、「どこでも必ず使える」というわけではありません。スマホ決済サービスの加盟店でなければ使えないので、支払い前には念のため確認するようにしましょう。

スマートフォンが使える状態でなければ、スマホ決済は利用できません。電源が入っていなかったり充電が切れていたりすると使えないので、注意が必要です。また、通信状態が不安定な場合、アプリの立ち上げに時間がかかることもあります。

コード決済をする場合、スマートフォンの画面が割れていると、二次元コード(QRコード)を正しく読み取ることが難しくなります。また、スマートフォンのカメラの調子が悪い場合も同様です。

スマートフォンの紛失や盗難に遭った場合は、スマホ決済の利用停止や、登録したクレジットカードの利用停止の手続きをする必要があります。万が一のときに慌てないように、事前に紛失対応窓口やサービス内容などを確認しておきましょう。

スマホ決済アプリは、常に最新の状態にアップデートしておきます。アップデートしていないと、セキュリティ面でも弱くなるほか、アプリそのものが利用できなくなることもあるので注意が必要です。

スマホ決済は手軽に支払いができるので、つい使いすぎてしまうおそれがあります。支払い履歴を確認するなどして、無駄遣いには注意しましょう。

いつも手元に持ち歩いているスマートフォンで支払いができるスマホ決済なら、財布を出す必要もありません。さらに、スマホ決済をクレジットカードに紐づければ、ポイントが貯まりやすくなります。

スマホ決済の特徴を知って、賢くお買物を楽しみましょう。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

※FeliCaはソニー株式会社の登録商標です。

※Apple、Appleのロゴ、Apple Pay、Apple Watch、Face ID、iPhone、Touch IDは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

※ Google Pay はGoogle LLC の商標です。