現在の仕事内容
1年目の配属は、カード業務部でした。主な仕事は、請求書や、返品があった際のお金の扱いなどの管理。百貨店のカードということもあり、お客さまへのご請求金額の平均値が高いことに驚きました。また、扱う金額が大きいぶん、1つのミスで会社の収益や信用に大きな影響が出てしまう恐れがあるため、常に細心の注意を払って業務にあたっていましたね。並行して、業務の自動化に向けたプロジェクトにも参加でき、早い段階からカード業務の裏側の改革に携わることができました。その後、入社前からのデータ分析業務への志望が叶い、販売促進グループのマーケティング担当へ異動。現在の主な業務は、顧客情報やカードの使用状況のデータを分析し、営業部や営業推進部の打ち出す施策を裏付ける数字データを提供することです。どんなお客さまが、どこのお店で、何を購入したのかを細かく分析して、お客さまの傾向やキャンペーンの効果を測っていきます。現状分析をもとに、データから読み取れる内容を各部に示唆し、各部と協力して仕事を進め、エムアイカードの今後の可能性を探っていく役割です。

社員の業務を大きく変える
新たなツールをリリース。
マーケティング担当は、あらゆる部署の方から「今月のこの数字を出してほしい」「これを裏付けるデータがほしい」といった依頼を受け、その都度必要なデータを集め、分析し、数字として出しています。毎月同じような依頼を受けることもあったことから、わざわざ分析をしなくても、エムアイカードのデータを可視化して、知りたい情報を簡単に入手できる仕組みをつくれないだろうかと考えました。そこで、BIツールと呼ばれる分析ツールを活用した分析画面を提案。各部へのヒアリングをもとに必要となる項目や構成を検討し、その項目をクリックするだけで、誰でも知りたい数字が簡単に分かる分析画面を、自らが主導してリリースすることができました。これによってたとえば、退会する顧客の傾向、提携カードごとの稼働率の比較、新規入会した顧客が今後継続してカードを利用する可能性があるのかどうかまで分析することが可能になりました。また、よりスピーディな意思決定にもつながり、業務の効率化という点でも貢献できたのではないかと自負しています。導入の効果はまだまだこれからではありますが、自分の開発したツールが社内に導入され、今後の施策に活用されるのはうれしいですね。